睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸停止、または低呼吸状態になる病気です。
その多くは、空気の通り道(気道)が塞がったり狭くなったりすることが原因です。
日本人の約5人に1人は睡眠に問題を抱えていると言われていますが、睡眠時の無呼吸になかなか気付くことができず、検査や治療を受けていない潜在患者も多くいると推計されています。
また、注意、認知、記憶などが障害されるばかりか、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞のなどの原因の1つとも言われています。
問診により睡眠時無呼吸症候群が疑われる方は、まずは自宅で簡単にいびきや無呼吸の有無を調べることのできる機械をお貸しし、睡眠状態の評価を行います(スクリーニング)。さらなる精密検査が必要と判断されるレベルの方は検査が可能な専門施設にご紹介させて頂きますが、結果のご説明や専門治療などについては当クリニックで可能です。